SSブログ

おひなさま。 [節]

2年ぶりにお雛様を飾った。


自分のものはもうすっかりアンティークの域だけど
細かいところまできっちり作られている。
IMG_3343.jpg


一番最初は内裏様方と官女たちだけだった。
小学生の頃、母が五人囃子を買い足した。

その後、
上娘が生まれたのを機に
実家から自分のお雛様を連れてきて
小さな嫁ぎ道具一揃えを購入した。
IMG_3053.jpg



人形達は顔が細面で
眼も細く、表情も硬いため
気高そうなのだけれど
IMG_3050.jpg

下娘には

「ちょっとコワイ・・・」

方たちらしく・・・

「夜は見ないようにしてる」

とのこと^^;

実はワタクシもその気持ちわかる^^;



もう一つは
上娘の初節句のときに
ふるさとの両親から贈られたもの。
IMG_3344.jpg

当時は、借家住まいだったため
ケースに入った小さなものがいいといったら
こちらが届いた。


自分がおもっていたものより
かなり大きくて
飾ると居る場所が狭くなっって困ったけど
コンパクトながら
人形やお道具は全部そろって
それぞれの居場所にきちんと居るし
しつらえてあるから
今となってはほんとうに感謝している。



このコたちは
上娘の初節句のときに
ふるさとの友が作って贈ってくれたウサギ雛。
(官女のミミが欠けちゃってるm(__)m)
IMG_3349.jpg





こちらはおととし
少し離れたところに住む
友が作って贈ってくれたもの。
IMG_3345.jpg

両方ともよくできてるんだわこれが[ぴかぴか(新しい)]



紙粘土の雛人形のほうは
粘土で形作って
乾かして色を塗ってニスを塗って・・・

フェルトの雛かざりのほうは
パーツを切り出して
一針一針縫い進めて・・・


どちらも、時間も手もかかってるんだよね。
何より心がこもってるんだよ。

作るだけでも素晴らしい。のに
さらにそれを
贈ってくれるって事が
本当にうれしくてありがたくってたまらない。



           ワタクシにとって
どれも
かけがえのないお雛さまであり
かけがえのない宝物なのである。


それから・・・

川原で拾った石に描いたお雛さま。
IMG_3062.jpg

お雛さま箸おき。
IMG_3063.jpg





下は最近アンティーク雑貨ショップから
衝動的に(笑)連れ帰った飾り棚。
なんとも気に入ったのだ^^

それにお気に入りの古の器をいれ
お雛様を飾る。
IMG_3348.jpg

すると・・・

とてもご満悦のワタクシのできあがり!

うふふふのふ。

nice!(0)  トラックバック(0) 

侘助椿にあやかりて・・・・ [節]

侘助椿

tubaki2.jpg

白色の花びらで一重の猪口様咲き
芯も白く、小輪。
花粉を生ぜず。


この椿が 侘助(わびすけ) という名で呼ばれるようになった説には
利休と同じ時代の茶人で侘助という人が
ひどくこの花を愛玩したところから、いつとなく・・・・
というものと
千利休に仕えて、
この花を育てた庭男の名前が「侘助」ということから
彼にちなんでつけられた・・・

というものがあるようです。



それにしても 侘助椿 は
実際その名のように侘びている。


同じ椿でも、
家来を従えた女王のごとく
丈夫で厚い緑葉の間から
紅々とした花びらを高々と持ち上げる
獅子咲(ししざき)のものもあるというのに

侘助 の咲き姿は 何とつつましきことか。


奥緑の葉のかげから
小ぶりな口元をささやかに見せている。
しかも
このちいさな猪口では
湛えるものも僅かばかりであろうに。


我が家の 侘助 も
雪や凍り水に耐えながら
冷風に身をゆだねるように咲いている。
この冷えきった季節を選んだかのように。


そうあればあるほど
その 小さな白花 は
朧げな新春の日の中で
凛としてきわだって映る。


なんとしなやかで
されど
たくましく
そして奥ゆかしいことか。。。。。


素敵だ!


なーんて・・・

侘助椿 に
このような思いを馳せるのは ワタクシの
勝手な仕業であるのだけれど・・・(^m^)


娘が成人として迎えられた節目の日に
願うものは数々あるけれど
その中の一つは

侘助椿のようにありたい。
そうあってほしい。

ということ。


そんな思いをこめて
祝!成人!の膳のウェルカムプレートには
侘助椿を。

welcome.jpg








それにしても
成人の日を1月15日に戻してほしいなぁ・・・
なーんかちっとも厳粛な感じがしないのよね・・・

といって
そうすると、センター試験ともかぶるから
困ることもあるのだろうけど。

なんでもかんでも
ハッッピーマンデー化するのもどうかとおもうのよ。

15日が小正月で、かつて元服の儀が小正月に行われていたことによる
成人の日なんだからさ。


なーんてね。

ふふっ

ちょいとぶつぶつ言ってみた(^m^)



nice!(0)  トラックバック(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。