山葡萄の蔓籠

義母から譲り受けた
大き目の山葡萄の蔓籠をつかっている。
手元に来たときは胡桃色だったものが
7～8年経過して今、黒鳶色に成長し
艶も出てきた。


山葡萄籠は籠好きを引き寄せるもので

いいねぇ＾＾

と言っていただけることも多々あれど

この大きさ、
洋服姿にはなじむけど
着物のときにはちと嵩張っていけない。


もう少し小振りで
できるだけ手ごろな値段のものがあればいいなぁ。。。とおもっていた。

・・・ら

出合ってしまいました！
吉祥寺で＾＾

手に取って
鏡を通して見て
もうどんぴしゃ！

そうなればなるほど

うーん。

悩む。


「山葡萄の蔓籠」の相場からかんがえると
それはお値打ちな数字の並びなんだけど
いざ財布からそれが出ていくとなると
やはり　うーん　であって。。。。

頭の中でいくつか条件を羅列し

あーだとこーだし
こーだとあーなる

とバトルしたり

連れ帰る方向で自分を引っ張ったかと思えば
あきらめる方向に思考を変えたり。


友とも話して
ここは少し冷静になってかんがえようと
外に出てみる。

数十メートル歩いて
風に当たったら
ぽっっと

この出合いは迎え入れるのがいい！

と結論が出たので
そうすることにきめた。


さて、いざ
気に入ったものを手にしてみると
うれしいものの
その反面、ちょっと罪悪感もありで帰宅。

おかえり　と迎えてくれた旦那に
申し訳ない気持ち9割で話すと


それはいい買い物をしたね！
ずっとほしかったんだから
よかったじゃん！


天からキラキラが降ってきて
神々しささえ感じた瞬間でございました。

うふふーーー